転院後初の体外受精ロング法 D3 採卵1週間前に貧血(9.3Hb)IVFどうなるやら…涙

体外受精ロング法のスケジュールをせっせとこなしております。
ピルを飲み終わって生理が来たら受診ということで病院に着たところ、貧血が発覚。
実は昔から貧血持ちの私…
サプリ飲んでたのにな…サプリでは追いつかないほどの貧血だったようです…

旦那の血液検査があるため一緒に受診

一緒に来たのは説明会以来なので、旦那は2回目です。
C型肝炎ウイルスなどの感染症にかかっていないか確認するため、血液検査を行います。

私は診察へ。
今日からHMG注射によって卵巣を刺激して卵胞をどんどん育てていく予定になります。

超音波で内診してもらうと、片方の卵巣に数個しか卵子が育っていないようでした。

「年齢が若い(と毎回言って下さるT T)ので、HMG注射によって卵子が出来過ぎてしまう可能性があり、
卵巣が腫れて卵巣過剰刺激症候群OHSSを引き起こしてしまうかもしれない。」と以前より言われていました。
先生としては「HMG注射する量を減らす予定だったが、今の発育状況を見ると怪しい。
序盤に多目のHMG注射を打つと卵胞がたくさん出来るので、出来れば減らしたくないかな。どうする?」
と聞かれました。

うーん悩

OHSSは心配だけど…
ロング法は初めてだしどんな結果になるか分からない。
HMG注射の量を減らして卵が育たなければ意味がないし。
通常の量を打って卵が育たなければ、次回に活かせるデータが出来るかもしれない。
なにより採卵1回で終わらせたい…!

「HMG注射の量は減らさないでください(キリッ)」とお願いしました。

内診が終わると、感染症などの血液検査のための採血を行いました。
あーなんかちょっとフラフラするなあ…
そんな気がしました…

HMG(フォリルモンP注75と150)をお尻に注射(めちゃくちゃ痛い)

フォリルモンP注75と150、卵胞成熟ホルモン(FSH)製剤という名前でした。
詳細はこちら。

主な副作用

卵巣過剰刺激症候群呼吸困難

OHSS怖い…なりませんように><

HMG注射の場所は、肩かお尻で選べます。
筋肉注射は痛い、と言われているのでビビりまくり涙

痛くない方でお願いしたいのですが、聞いてみると個人差があるそうです。
右尻、左尻、右肩、左肩…という感じで4カ所をローテーションする人もいるらしい。

強いて言えば…お尻の方が痛くない、という人が若干多いかな?とのこと。
では、お尻で…

ベッドの上でハンケツになって、アルコール消毒されます。
お尻のふにょふにょの場所ではなく、若干腰寄りの位置にアルコールが塗られています。

肉を摘ままれていざ注射。

最初は、
「あれ?思ったより痛くない^^ヨカッタ―」と思っていました。

が、液を入れるタイミングから鈍痛。
「無言(いだだだだだだだ…ぐああああ)」とこぶしを握りしめて、脂汗をかきながら耐えました。

めちゃくちゃ痛い。
シンプルに痛い。

薬が筋肉上に残ってしこりになる可能性があるので、注射後はしっかり揉むように言われました。

※追記
肩への注射も試したところ、肩の方が痛くありませんでした。
左右の肩に交互に注射してもらっています。
個人差があるようなので、両方試してみるのがいいかもしれませんね!

心電図検査中に…貧血の告知

HMG注射後、待合室でいると心電図の検査の案内が。
検査の部屋に通されて、「今日は検査が多いな。採卵に向けて盛り上がってきた感じ」と感慨深い気持でいました。

「普段から貧血気味ですか?」と言われました。

まだ心電図計ってないけど、なんで!?と一瞬思いました。
さっきの採血の結果でしょう。
すぐわかるんですね。すごい。

血液中のヘモグロビンの数値が9.3で貧血とのこと。

転院してから何回か採血してますが、今まで言われたことないのに…
鉄分のサプリもザバスのソイプロテイン(鉄分も配合されています)も飲んでるのに…

数日前に生理がきたからぐっと下がったのかもしれません。

女性の場合のヘモグロビンの正常値は12.1~14.6g/dlだそうです。
毎月生理があるので、貧血になりやすい傾向があります。

ヘモグロビンの値はg/dl(グラム・パー・デシリットル)という単位で表記されます。
異常なしとされる基準範囲は各学会や検査機関によりばらつきがありますが、人間ドック学会においては
男性の場合は13.1~16.6g/dl、
女性の場合は12.1~14.6g/dl
までが基準範囲とされています。
https://www.sonysonpo.co.jp/md/i_hch012.html

心電図を図るために、タイツを脱いで足首を出して、胸をはだけて、ゲルを塗られて、クリップで手足首を挟まれて、吸盤みたいなのを胸に取り付けられます。
むちゃくちゃ恥ずかしいけど、こういう検査をたくさんこなしていると羞恥心がすっかりなくなります。
良いことなのか悪いことなのか分からないですが笑

心電図検査はすぐ終わりました。
終わると「このあと、もう一度先生からお話があるので、待合室でいて下さいね」と言われました。
不出来な生徒ですみません涙

貧血対策に注射をするか迷っていたら鉄の錠剤になりました

ぼーっとした頭で「この段階で貧血ってどうなんだろ、もしかして中止?」と考えていたら、すぐに診察室に呼ばれました。

「貧血が酷い」
開口一番、先生から叱責(;;)

最低でも採卵時にヘモグロビンの値が10は無いと採卵できない、とのこと。
ヤバい。非常にヤバい。

まだ採卵まで1週間くらいあるので、注射するか錠剤を飲むかの選択になりました。

注射でも良かったのですが、ちょっと渋っていると錠剤になりました。

後になって後悔です。
どんだけ注射苦手なんだ…
台無しになるよりいいじゃないか…!

とにかく、錠剤を飲むしかありません。

貧血対策に処方されたのはフェロスティック錠50mg(鉄50mg)

貧血対策に処方されたのはフェロスティック錠50mg(鉄50mg)

フェロスティック錠50mgは鉄欠乏性貧血の治療に使われる薬です。
十二指腸や空腸上部から吸収後、ヘモグロビン合成に利用されて、不足している鉄分を補給してくれる役割があります。

1日2回朝夕食後に1錠を2週間飲み続けて、治療していきます。
なるべく吸収率を高めるために水や白湯で飲みます。

服用中は鉄分のせいで便が黒くなるけど心配ありません。
↑本当に真っ黒になるのでびっくりしますよ。

あと、歯が茶褐色になる場合もあるようですが、重曹などで歯磨きすると落ちるみたいです。

人によっては、胃がむかむかしたりするそうですが、私は平気でした。
(ぶっちゃけると、そんな理由で拒否できる状況ではございません涙)

ちなみに、貧血対策は保険適応にしてくださいました。助かります涙
領収書別にしておかなきゃ。

採卵や体外受精までには貧血改善していますように…祈るばかりです

どれくらい即効性があるのか分かりませんが、信じて鉄分を補給するのみ。
採卵時には10まで回復するのでしょうか><
体外受精に挑む方は、早めに貧血対策しておきましょう!

本日のお会計:約17,000円
どひゃーーー