転院後初の体外受精ロング法 D10 HCG5000注射痛い&採卵当日スケジュールと顕微授精について

転院後初の体外受精ロング法 D10 HCG5000注射痛い&採卵当日スケジュールと顕微授精について

採卵2日前。
土曜日なので人がクリニックにはたくさんの人がいました。

採卵2日前の卵胞の状態 新鮮胚移植は難しい

病院について早々、ホルモンの値を見るための採血です。
その後、診察です。

採血は右腕しか使えないので(左腕は血管が細くて取れない)、注射の跡が痛々しい。
「1時間程でデータが出るので、院内でお待ちください」とのこと。

本を読んで過ごします。
前のクリニックの何時間後に呼ばれるかわからない状況と比べると全然余裕です^^

1時間後、診察室に入った途端
「やっぱり若いね!ホルモン値が1900だからたくさん出来てると思うよ^^」と言われました!
先生の嬉しいことは一層楽しく、一緒に喜んでくれる姿勢がありがたいです。

内診の結果、大きな卵胞は排卵せずにいてくれています。
そして、昨日まで小さなかった卵胞も大きく育っていました。
昨日の今日でこんなに状況が変わるとは…
先生曰く「10個くらい取れそう」。
嬉しいです!

ただ、このホルモンの値1900という数字。
この値での新鮮胚移植は難しいそうです。
卵巣過剰刺激症候群OHSSの懸念も出てきますので。

1900だとまだ大丈夫らしいと先生は言いましたが、前に説明会で聞いたメモをみてみると
「10個以上の採卵になった場合、血液がドロドロになっている可能性がある。
15個以上でOHSS 卵巣が腫れる!」
ちょっと心配><

ということで、採卵後から一周期は子宮おやすみ期間です。
凍結融解での胚移植の方が妊娠率が、新鮮胚移植に比べて1割ほど高い傾向があるので、想定内。

体調を整えたいと思います!

培養士と受精方法の相談

採卵当日の麻酔方法や、採卵後の受精方法について相談をしました。
そのあたりの注意点についても丁寧に説明がありました。

前回は採卵できる数が少なかったので、局部麻酔でした。
今回は10個くらい採卵できそうとのことで、静脈麻酔も視野に入れていました。

しかし、クリニックのほとんどの方が局部麻酔を選択しており、問題なく終えていると聞いて、局部麻酔でお願いしました。

受精の方法は、前のクリニックで精子ふりかけを選択した結果、異常受精が起こったので
問題点を探るために、ふりかけと顕微授精を半々で行う「スプリッド法」を選びました。

採卵した卵子を分けて、一方は精子をふりかけ、一方は顕微授精を行います。
しかし、例えば顕微授精用に分けた卵子が成熟していない場合、ふりかけ用の卵子を顕微授精用に回す、といった柔軟な対応は難しいそうです。

私の通うクリニックでは、ふりかけと顕微授精での受精率は両方とも7割。
ふりかけの方が若干受精後の胚発育が良い傾向があるそうです。

採卵翌日から、正常受精したかどうか電話で確認ができます。
受精卵の中に、核と呼ばれるものがいくつみられるか、で判断できます。

0個:未授精
1個:正常または判定不能
2個:正常受精
3個以上:異常受精

その後、初期胚(2,3日目)、桑実杯(4日目)、胚盤胞(5,6日目)まで培養して、凍結する流れです。
クリニックでは、胚盤胞まで育ちにくい人の救済処置として、良い状態の初期胚の凍結も可能になっています。

このあたりは、実際に受精した後に相談していく話です。
胚のグレードも電話で教えてくれるみたいです。

前回、胚盤胞まで育たなかった私も初めての段階。
今回はうまくいくといいな。

採卵日のスケジュール確認

採卵2日前スケジュール

15:00 GnRHa アゴニスト(ブセレキュア)終了
以降は不要
23:00 HCG注射

採卵1日前スケジュール

何もしない
(貧血の鉄錠は飲む)

採卵当日スケジュール

7:00  旦那の精子を採精
体温で温めて持ってくる
10:00 クリニックへ来て準備~採卵
採卵後、2時間安静にする
12:00  帰宅

※当日の注意事項
・AM0:00以降の飲食NG(水はOK)
・鉄剤も飲まない
・顔色が分かるようチークなどの化粧はしない
・ネイルは除去(血液酸素濃度のモニター表示に影響があるそう)
・当日入浴はNG

採卵翌日スケジュール

内診
受精の結果を培養士に確認

採卵に必要な費用

採卵当日に、採卵や培養についての同意書を準備しておかないといけません。

そして、お金。
なんと現金「25万円」の準備が必要です。
わあーまとまった金額笑!
自費ってすごい負担だわ。。。
当日朝にばたばたしたくないので早めに出金しておこう><

実際は、当日採卵した数や、胚凍結できた数にもよるので変わってきます。

以前貰った料金一覧で、現在の採卵数が胚盤胞になって凍結、胚移植まで進めた場合についてざっと計算してみました。
50万越えです。
どわああああ。

助成金についてちゃんと調べておかないと…精神的にまいる^^;

いやでも、本当助成金の存在助かるな。
全額負担は厳しい…
ありがとうございます。

採卵2日前夜中にHCG(5000)の注射を打ちにクリニックへ

HMGは昨日で終わりでした。
最後に排卵を促す排卵誘発剤HCGの筋肉注射を夜中に注射しないといけません。
朝クリニックに来て、また夜クリニックへ…
時間が潰せる場所が微妙にないから困ります笑

排卵前の時期にHCG注射を打つと、注射後36時間程度で排卵が起こります。
副作用としては、HMG同様 OHSS(卵巣過剰刺激症候群)へのリスクが高まることです。

いつものエントランスはしまっているので、緊急用のインターフォンであけてもらい、処方箋HCG(5000)を渡します。

「HCGは痛いですからね。」
と言われて急にビビりました笑

注射針はHMGと同じ太さですが、溶液が痛いらしい。

覚悟して挑みましたが、確かに痛い!
ツーンとする痛みが走ります。
ちょっと涙目。

無事最後の注射を終えて帰路に付きました。

いよいよ転院先で初めての採卵です

もしもうまくいけば、超音波で見ていたあの卵達が子供に。。。?
うまく行ったら「他の子達よりも、ずっと前から私はあなた達を見てたんだよ」って言いたいな。

本日のお会計:5,000円