WordPressサイト高速化の比較検証!mixhost 対 KAGOYA KUSANAGI専用サーバー

WordPressサイト高速化の比較検証!mixhost 対 KAGOYA KUSANAGI専用サーバー

高速化サーバーを探し求めて、速度比較をしています。
今回はmixhost 対 KAGOYA KUSANAGI専用サーバー。

結局、高速化に関してはKAGOYA KUSANAGI専用サーバーの方が成績よかったです。

ですが、こんな方にとってはmixhostは十分検討の余地があります^^

  • そんなに知識はないけど高速化サーバーに移行したい
  • (エロを含む)アクセスで稼ぐサイトや複数サイト運営している

MixHostを見てみる


WordPressサイト高速化の比較検証!mixhost vs KAGOYA vs ConoHa WING

検証するために数値を測定して比較しました。
使用したツールはこちら。

結果は…KAGOYA KUSANAGI専用サーバーが全ての項目で勝利でした。

キャプチャをまとめたものを貼っておきますね。
※移行データは全て同じものです。
※値はサイトの作り方やテーマ、画像の枚数や品質にもよるので参考までに。

WordPressサイト高速化の比較検証!mixhost vs KAGOYA vs ConoHa WING

KAGOYA vs ConoHa WING の詳細とConoHa WINGのまとめはこちらで紹介しています。
WordPressサイト高速化の比較検証!ConoHa WING 対 KAGOYA KUSANAGI専用サーバー

mixhostとはこんなサービス

イベントであった人から「mixhostいいよ速いよ」ということをお聞きしたので、使ってみました。
特徴はこんな感じです。

  • MySQLデータベース無制限
  • ストレージはSSD RAID10のハイスペックサーバー
  • 高速通信ができるHTTP/2に対応
  • HTTP/2以上に高速化が期待できるQUICにも対応
  • PHP7対応で従来のPHPよりも速度向上
  • PHPの動作環境はLiteSpeed LSAPIでFastCGIより20%高速
  • 一度訪れたユーザーの再読み込みを最適化できるブラウザキャッシュ機能搭載
  • 高速Webサーバー「NGINX」で大量の同時アクセスでも安定
  • 無料独自SSL Let’s Encrypt対応
  • 専用プラグインで使えるLiteSpeed Cacheでより高速化
  • アダルトサイトOK
  • アカウント毎にCPUとメモリを割り当てなので安定している(スタンダード:3vCPUs / 4GBメモリ)
  • 転送量が多い(スタンダード:2TB/月)
  • 過去14日間の自動バックアップは無料!簡単にデータ復元可能

費用面では、初期費用は無料。
一番安いスタンダードで1ヶ月 1,380円。
36ヶ月の長期契約だと1ヶ月 880円になります。

同じ価格帯とサービスであるエックスサーバーだと、初期費用3,000円と36ヶ月契約でも1ヶ月 880円なので、割安な印象があります。

実際に使ってみて感じたことは、

  1. 使用開始まで4画面!ハードルが異常に低くてガッツリ使える!
  2. ヘルプ&サポートが便利!
  3. SSLが楽勝!
  4. WordPress移行代行サービスは1サイト9,980円!

です。

使用開始まで4画面!ハードルが異常に低くてガッツリ使える!

mixhostはどのプランも10日間の無料お試し期間が設けられています。
MixHostを見てみる

「お試し」と言えど制限はなく、サイト運営に必要な機能をフルで使うことが出来ます。
独自ドメインも使えるし、データベースもガッツリ使うことが出来ます。

アカウントは10日間の間に継続手続きをしない限り、10日後に削除されます。

クレジットカードを登録しないため、請求は一切発生しません。
「お試しで使うつもりだったのに解約し忘れた…」ということがありません。

お金もリスクも発生しません。とにかくハードルが低い。
「まずは試してみたい」という人にとって気軽に試すことができる良心的なサービスなのです。

使うまでの手間も最小限。
4画面でmixhostをガッツリ使い始めることが出来ます。

【画面1】10日間無料お試しプランを選ぶ

「申し込み」をクリックすると、すぐにプランごとの「10日間無料お試し」選択画面に移動します。

最上位の月14,380円エンタープライズプランも10日間ガッツリお試しすることが出来ちゃうんです。
約5,000円分の無料体験と聞くと贅沢ですね!

私にはオーバースペックだったので、一番下位の「スタンダードプラン」を選択しました。

「申し込み」をクリックすると、すぐにプランごとの「10日間無料お試し」選択画面に移動します。

【画面2】mixhostの初期ドメインを決める

mixhostのサブドメインを作ります。
ドメインはmixh.jpになります。

次の画面はmixhostの初期ドメイン入力画面。

【画面3】内容確認

ちゃんと価格が0円になっていますね。

内容を確認して、

【画面4】お客様情報の入力

入力項目は少な目です。
クレジットカード登録は不要です。

お客様情報入力。クレジットカード登録は不要です。

【GORL】マイページ(管理画面)に到着!

お客様情報入力後はすぐにマイページ(管理画面)に遷移します。

mixhostお試しスタート

 

ヘルプ&サポートが充実!分かりやすくて便利!

新しく使うサーバーはインターフェースも使い勝手も違います。
「この機能はどこにあるの?」「前のサーバーと手順が全然ちがう…」と、慣れるまで一苦労。

mixhostの場合、ヘルプ&サポートがとっても役立ちます。
案内通りにすれば出来る、というレベルです。
さすが公式!公式はこうあるべき!という感じ。

例えば「WordPress 移行」とキーワードを入れると移行方法が検索結果に出てきます。
mixhostのヘルプ&サポートを見てみる


例えば「WordPress 移行」とキーワードを入れると移行方法が検索結果に出てきます。

  1. WordPressの他サーバーからの移転方法(プラグイン不使用)
  2. WordPressの他サーバーからの移転方法(Duplicatorを使用)
  3. WordPressの他サーバーからの移転方法(All-in-One WP Migrationを使用)

どれも手間を最小限に抑える方法で、痒いところまでまとめられており分かりやすい。
失敗してうまく行かなくても3つの内のどれかでは成功するでしょう。

移行前のphpmyadminのエクスポート方法まで書かれているので、ググる必要がない。
なんならmixhost以外のサーバー移行にも役立つ^^
(お客さんをサポートする時に使える^^)
mixhostのヘルプ&サポートを見てみる

ちなみに「独自ドメインを設定してWordPressを移行して~」という作業は、マイページの中にある「cPanelにログイン」して行います。

「独自ドメインを設定してWordPressを移行して~」という作業は、マイページの中にある「cPanelにログイン」して行います。

cPanelは、機能ごとにアイコンが並んでいて可愛い。
慣れれば目的までたどり着くのも早い気がします。

ただ、通常のサイト運営であれば必要でないアイコンも多いので「必要機能だけ表示できるカスタム機能があればな~」と思ったり。
背景を白ベースから黒ベースに換えるテーマ機能はあります。

SSLが楽勝!

mixhostでWordPressを運用する場合、WordPressの管理画面の「設定」→「一般」にある
サイトアドレスとWordPressアドレスをhttp→httpsに変更するだけでSSLに対応出来ます。

Let’s Encryptの申し込みなんて不要です。
ただし、即時反映するわけではなく一日くらい時間が掛かりました^^;
(あれ…これは良いところじゃないな^^;)

WordPress移行代行サービスは1サイト9,980円!

時間がない、移行が上手くいかない…という人は、mixhostが提供している有料の移行代行サービスがおすすめです。
SSL化のサービスもオプションで対応して貰えます。
一言で言うと「丸投げ」が可能(笑)

  • 1サイト 9,980円(税別)
  • SSL化しているサイトの場合+3,980円(税別)
  • 非SSLのサイトをSSL化の場合+4,980円(税別)

WordPressとサーバーについて知識が豊富な人間が移行作業を行うので安心してお願いすることが出来ます。
急いでいても大丈夫。
原則5日以内で対応可能。移転日の指定もできます。

私の場合は1サイトだけだったのでKAGOYAを選びました

複数サイトの移行が必要であれば、多少成績が悪くてもmixhostを選ぶつもりでしたが、早急に高速化したかったのは1サイトだけだったのでKAGOYAを選びました。

というのも、KAGOYAは1サイトごとの契約になるんです。
しかも1サイトであれば月額432円の低価格で契約可能。
KUSANAGIの高速化の恩恵をうけつつ、ランニングコストを安く抑えることが出来ます。

結果的に、計測の結果が良かったKAGOYAを選びました。
→KAGOYAのKUSANAGI WordPress専用サーバーを見てみる

その代わりに、独自ドメインのメールや、サポートが十分に受けられない、KUSANAGIの一部機能が使えない。といったイマイチな面もあります^^;
これも後日まとめたいとおもいます。
(やっぱりVPSを検討すべきか…)